島人の投稿

  • 「秋の気配」利尻礼文サロベツ国立公園だより 9月 Vol.9

    朝晩冷え込むようになり、植物も少しずつ色づき始めてきました。蝶が舞い、緑に映えていた色とりどりの花々も、赤い実や紫色の花など、深く落ち着いた彩りに変化しています。うだるような猛暑の中で聞こえていたエゾゼミの大合唱が、今では草むらの虫の音に代わり、水辺ではトンボが飛び交っている姿に、秋の気配を感じます。 利尻島 「静寂」 この秋、利尻礼文サロベツ国立公園に新たに加わる利尻島南部にある“南…詳しく見る
  • 「夏の終り」利尻礼文サロベツ国立公園だより 8月 Vol.8

    8月も中旬、暦の上では立秋となり、昔から脈々と伝えられているように、次第に季節の移り変わりを感じます。花が終わり、実をつけ始める植物、利尻山の頂にかかる雲も夏から秋の雲へと変化しています。強烈な暑さをもたらした最北の短い夏も、まもなく足早に終わりを迎えようと準備を始めているようです。 利尻島「ポン山からのぞむ雄大な利尻山」 個人的にポン山から望む利尻山が大好きです。初めてポン山に登った…詳しく見る
  • 「昆布干し」利尻礼文サロベツ国立公園だより 8月 Vol.7

    島内では至る所で見られる季節の風物詩“昆布干し”。この風景を見るといよいよ夏も盛りだと感じます。今年は記録的な暑さが続き台風や豪雨のニュースも全国で聞かれますが、この地の古来から続く自然に根付いた独特の歴史や文化はいつまでも後世に残していきたいものです。 利尻島「海への滑り台」 例年にないうだるような暑さの中、山頂からの長い道のりを下山していると海まで続く斜面が色とりどりの花々に埋め尽…詳しく見る
  • 「賑わう夏」利尻礼文サロベツ国立公園だより 7月 Vol.6

    7月も中盤を過ぎ、いよいよ夏本番の様相を迎える最北の国立公園。今年は雨も比較的少なく気温が高い日も続いています。やっと訪れた短い夏。海に、山に、自然豊かなこの地を思う存分感じて、どこまでも続く高い青空や、煌めき波打つ海面に、心躍る季節です。 サロベツ 真夏の野外活動 7月上旬は国立公園での様々な活動があり、小学生から中学生、高校生、さらにパークボランティアの方々など多くの方が参加して…詳しく見る
  • 「夏の到来」利尻礼文サロベツ国立公園だより 7月 Vol.5

    本公園を象徴する利尻山の残雪も少なくなり、日の出とともにエゾハルゼミの大合唱で一日が始まり、夕暮れ時まで暖かい日差しが残るそんな日も多くなってきました。さあ、いよいよ夏がやってきます。北国の短い夏を謳歌しようと昆虫たちも元気に動き出し、花や植物たちも一年分の太陽を浴びるかのように、生き生きとした表情を見せています。 礼文島「岩の隙間からこんにちは」 礼文岳山頂に近づき始めた頃に、岩の隙…詳しく見る
  • 利尻クエスト2021開催決定!!

    開催を延期していた【利尻クエスト2021】を、2021年7月1日(木)より実施いたします! ゲーム感覚で利尻富士町を周遊!チェックポイントを周り、GPS機能を利用してチェックイン、もしくは二次元コードを読み込んでポイントをゲットします。 さらに、登録サイトにある利尻クイズに正解すると1問につき2ポイント獲得! ポイント数に応じて、抽選で利尻島の特産品が当たります! 詳しくはチラシをご確認い…詳しく見る
  • 「一期一会」利尻礼文サロベツ国立公園だより 6月 Vol.4

    いよいよ日本最北の国立公園にも花の季節がやってきました。厳しい自然環境であるが故にここでしか出会えない希少種や固有種の花々もあります。そうした花々は長い年月をかけてこの地で生き抜く術を得ました。一年に一度、短く限られた時期にしか出会えない儚くも美しく可憐に咲く花々。そんな奇跡の出会い、一年ぶりの再会に感謝です。 礼文島 「ふわふわ紙風船」 横からレブンアツモリソウを見ると、丸い形の上に…詳しく見る
  • 「輝く生命」利尻礼文サロベツ国立公園だより 6月 Vol.3

    人間界ではまだまだ不測の事態が蔓延していますが、自然界に目を向けると、これまでと変わらず時が移り、若葉が輝き、春に産まれた小鳥たちがさえずり、短い春を謳歌しようと花々が一斉に咲き始めています。たくましく生きる小さな生命に希望を持って、少しでも明るい気持ちで毎日を過ごしていける気づきになれば、と願います。 サロベツ 「サロベツに輝く」    5月のある日、黄色が目立つ輝かしい姿をした小さな…詳しく見る
  • 「花の便り」利尻礼文サロベツ国立公園だより5月 Vol.2

    春を告げる花々を“スプリング・エフェメラル(春の妖精)”と呼び、古くからヨーロッパでは、待ちわびた春の訪れを祝います。つい先日、雪解け後のミズバショウに喜んでいたのもつかの間。あっという間にあちこちで、北海道でしか見られないエゾエンゴサクが道端で見られるようになりました。今月号では、各地の様々な花の便りが聞こえてきました。 サロベツ ~希望をこめて~ 下サロベツ原生園地を歩いているとピ…詳しく見る
  • 「春の足音」利尻礼文サロベツ国立公園だより4月 Vol.1

    冬カモが旅立ち、数年ぶりの大雪に見舞われた冬がようやく終わりを迎え、駆け足で春が近づいているのを感じます。冬芽が少し膨らむ花や、春に産まれたばかりの小鳥のさえずり、最近では冬眠から目覚めた熊の目撃情報も・・・春はもうそこまで、です。 春の訪れ「群来」 連日温暖な気候が続く利尻島では春を告げる現象が発生しました。ニシンの放卵・放精によって一時的に海水がエメラルドグリーン色に染まる「群来(…詳しく見る