2022-05-30 update

「見えないところで」利尻礼文サロベツ国立公園たより 2022.5  Vol.17

利尻島「利用者の安全を守るため」

雪解けがすすむ4月中旬、姫沼を囲む木道は厳しい冬のダメージを受けていました。訪れる皆さんの安全を確保するため、シーズン前に木道周辺を一周し、倒木や木道の破損箇所の確認を行っています。現在、倒木は取り除かれ通行可能となっています。


礼文島「快適な道のりを守るため」

礼文島でも多くの高山植物が咲き、人気のある桃岩展望台コース。シーズンが始まる前に、冬の風雪で壊れた箇所や危険な箇所がないか点検を行います。点検が終わると、もうまもなく花の季節が始まりカラフルな花園の道へと変化します。


サロベツ「希少な花々を守るため」

サロベツ湿原には、希少な植物が生育しています。これらの植物をシカから食べられないように防鹿柵(ぼうろくさく)で守っています。春を迎えるにあたり、冬の間に下ろしていたネットをかけ直す作業を行いました。

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